KOSPI、場中に史上最高値を更新後に反落
この日KOSPIは強い上げで始まり、場中には6557ポイントまで上昇し史上最高値を更新した。外国人投資家は一時買い越しに転じ指数をさらに押し上げるかに見えたが、すぐに再び売り越しに転じ、指数は6300ポイント台まで下落幅を拡大した。KOSDAQはさらに下落幅が大きく、1166ポイント付近で2%近い下落となり、ウォン相場は1ドル=1483ウォン付近で推移した。
この日、外国人投資家は造船・防衛関連株とSKハイニックス株を中心に売りを出した。市場では新規の買い手が明確に存在しない中、既存保有分を銘柄間で入れ替える「ボトルネック現象」が見られると指摘された。これはある銘柄を売って別の銘柄を買うという資金の付け替えであり、指数全体の方向性というより銘柄間の需給の偏りがボラティリティを高めている背景として挙げられた。
パネリストらは、こうした資金ローテーションは懸念材料というよりむしろ機会と捉えられると指摘した。外国人が大量に売っている建設・造船株は、これまで十分な利益を上げてきたことによる利益確定の性格が強く、ファンダメンタルズの悪化ではないためだという。ただし大型株が場中に4%超上昇した後、上昇率が1%台まで急速に鈍化するなど、1日の中でも変動が大きく、リスク管理の観点から注意が必要との指摘もあった。
後場の下落幅拡大には対外要因が大きく影響した。米国先物市場が約1%下落する中、アジア株式市場全体が同時に軟調となり、日本市場もこの日史上最高値を記録した後、1.5%まで下落幅を広げるなど類似の動きを見せた。これにより今回の下落は韓国市場固有の問題ではなく、国際原油価格の急騰と地政学リスクに起因する全般的な調整との見方が示された。