サイドカー発動、KOSPI一時6%安
この日KOSPI指数は取引時間中に下落幅を6%まで拡大し、7458ポイント付近まで下げた。KOSDAQ指数も3%近く下落し、820ポイント付近まで下げた。両指数とも取引時間中の安値圏で取引を終えた。サムスン電子とSKハイニックスがそろって約9%急落し、指数下落をけん引した。
需給面では、外国人投資家がKOSPI市場で約2兆7000億ウォンを売り越し、機関投資家も約1600億ウォンを売り越した。ただ機関投資家のうち年金基金は96億ウォン規模のわずかな買い越しを記録した。KOSDAQ市場では外国人と機関投資家がそろって買い越しに転じ、対照的な動きとなった。ウォン相場は1ドル=1525ウォン前後で推移した。
下落幅の拡大に伴い、この日サイドカーが発動された。ウォール・ストリート・ジャーナルは、韓国株式市場がサムスン電子とSKハイニックスへの偏り、レバレッジ商品、外国人資金の流出が重なり「イカゲーム」のような極端な局面に陥りかねないと警告した。KOSPI市場での上昇銘柄は約200銘柄にとどまり、下落銘柄が圧倒的に多かった。
下半期の市場戦略についても議論が交わされた。FRBの政策スタンス、大手テック企業の決算、ハイパースケーラーの設備投資動向など、まだ確認されていない変数が多いとの指摘があった。ボラティリティが高い局面では現金比率を7対3程度に維持し、下落時に買い、上昇時に売る柔軟な対応を可能にすべきだとの助言が示された。ポートフォリオ構成としては、AI・電子関連の主導株に半分、金融・造船・防衛など最近ディフェンシブな役割を担う銘柄に残り半分を配分する案が挙げられた。