市況 · 2026-06-30
KOSPI、8500ライン突破 KOSDAQは一服
KOSPI(韓国総合株価指数)は1.3%高となり8500ラインの突破に成功、取引時間中に史上最高値を更新した。外国人投資家は約2兆ウォンの売り越しとなったが、個人と機関の買いがこれを相殺し指数を押し上げた。
前日8%超急騰したKOSDAQはこの日1%程度下落し、911ポイント台で推移した。外国人投資家は約2500億ウォンを売り越し、利益確定売りとみられる。
午前立会時点でサムスン電子は2.7%高、SKハイニックスも上昇に転じ、サムスン電機は7%高となった。半導体素材・部品・装置(素部装)銘柄が指数上昇を明確に牽引した。
国民年金、下半期のリバランス懸念
国民年金の国内株式比率の推定値は現在約30%で、戦略的・戦術的弾力性区間(プラスマイナス8ポイント)を反映した上限28.8%さえも上回っている状況だ。7月に下半期入りするのに伴い、リバランスによる売り圧力は避けられないとの見方が出ている。
必要な売却規模の推計は資料によって幅があるが、KOSPIが8000ラインでは最低27兆ウォン、8500ラインでは51~52兆ウォン、9000ラインを超えると70兆ウォン台、1万ラインでは最大120兆ウォンに達する可能性が示された。ただし戦略的・戦術的弾力性を最大限活用すれば、この規模は20~30%程度縮小し得るという。
国民年金の保有銘柄は大型株中心であるため、急激な売却は自らの収益にも打撃となることから、変動性が大きい局面で分割売却し市場への衝撃を最小化する可能性が高いとの見方が示された。現在の指数レンジ内では、おおむね30兆~60兆ウォン程度の売り圧力が段階的に発生し得るとの分析だ。
もっとも、こうした需給への懸念は日本や台湾でも指数急騰局面でたびたび見られてきた短期的な現象であり、資金の流れの変化や企業業績の改善に伴って過去に克服されてきた例が多いことから、過度な恐怖に陥る必要はないとの指摘も併せて示された。