サムスン電子決算発表を翌日に控え、メリッツの90兆ウォン予想が市場の目線を引き上げる
火曜日午前7時半前後に発表予定のサムスン電子第2四半期速報決算に市場の関心が集中している。現在の証券会社コンセンサスは営業利益約85兆ウォン前後だが、各社予想は80兆ウォン台前半から90兆ウォンまで幅広く分かれている。この乖離は、特別業績給与引当金を今四半期にどの程度計上するかについての解釈の違いに起因するという。
発表を翌日に控えて発表されたメリッツ証券のキム・ソヌ アナリストのレポートが特に注目を集めた。同氏は今年の半導体部門ベストアナリスト1位に選ばれ、第1四半期決算を的中させた実績があり、信頼性が高いと評価されている。同氏の推定によれば、引当金計上前ベースでサムスン電子の半導体(DS)部門の利益だけで約109兆5000億ウォン、全社の引当金計上前営業利益は約110兆ウォンに達し、第1四半期の57兆ウォンのほぼ2倍の水準となる。今四半期の特別業績給与約13兆ウォンと第1四半期分の遡及分約5兆ウォン、合計約19兆ウォンを引当金として差し引いても、最終的な営業利益は約90兆ウォンに達するとの見通しだ。
司会者らは、決算発表の前日に、しかも予想の的中率が高い1位アナリストが出したレポートである点から、この数字の信頼性は高いと評価した。市場の期待値はすでにかなり高まっており、直近では一部証券会社が引当金負担を理由に予想を引き下げる動きもあったが、今回の推定値はそうした目線論争自体を無意味にするほどのサプライズだとの解釈が示された。この日サムスン電子株は日中の変動のなかでも0.3%高となり31万ウォン台を回復、決算への期待感を一部反映した。
今週金曜日に予定されるSKハイニックスのADRナスダック上場も重要な変数だ。今回の上場で約45兆ウォンを調達し、国内の半導体設備投資に充てる計画で、関連規定上、公開価格は申込日前3〜5営業日の国内終値の加重算術平均で決定され、現在は約255万5000ウォン前後で議論されている。この日SKハイニックス株は約4%下落し、日中には230万ウォンを割り込む場面もあった。今回の公募は個人向けの申込みがなく機関投資家向けのみとなっているため、今後数日間の外国人・機関投資家の売り圧力の強さが公開価格の決定に直接影響しかねないとの懸念も出ている。