韓華オーシャン、カナダ潜水艦受注を逃す 化粧品・消費関連株は割安解消の期待
カナダ政府は潜水艦事業の優先交渉先としてドイツのティッセンクルップ・マリンシステムズを選定し、韓華オーシャンは受注を逃した。両社とも技術評価は合格水準だったが、NATO同盟の安全保障ネットワークや、カナダ・ノルウェーへの既存供給計画の優遇的な納期調整などの経済的支援条件でドイツが優位に立ったとされる。ティッセンクルップの株価はドイツ市場で10%超急騰した一方、韓華オーシャンは約23%急落し、8万6600ウォン前後まで下落、約1年前の水準に戻った。
パネリストらは、韓華オーシャンが最近韓国型駆逐艦の受注に成功し、他の造船受注や米国関連のMASGAプロジェクトでも引き続き主導的役割を担っていることを踏まえると、一件の受注失敗による23%の下落は過度だと指摘した。ドイツのドック・生産能力が今回の受注で埋まれば、今後の追加発注では韓国がより有利な立場になり得るとの見方も示された。この発表がNATO首脳会議直前のタイミングだった点も注目された。
半導体大型株が調整する中、化粧品、百貨店、ホテル、カジノ、コンビニなどAIとの関連が薄い内需・消費関連セクターが上昇した。クリオは10%超、アモーレパシフィックは約5%上昇し、三養食品も約9%急騰した。小型小包への関税懸念にもかかわらず米国向け化粧品輸出が増加した点がポジティブに評価された。
SK証券のレポートを引用し、化粧品輸出の伸び率と関連セクターの株価指数との間に時差を伴う乖離が生じているとの分析が紹介された。過去にも輸出指標が先行し株価が時差を置いて追随するパターンが繰り返されており、半導体への集中が緩和している現在は消費関連銘柄への投資好機となり得るとの見方が示された。関連セクターの多くは7月末から8月にかけて決算発表を予定している。