銘柄
サムスン電子、理由不明の急騰、SKハイニックスは強含み保合
サムスン電子は取引時間中に上昇幅を3.9%まで拡大し、終盤には5%台まで上昇し24万ウォン台にタッチした。出来高は前取引日比82%に達するほど大きく増え、取引時間が3時間以上残っている時点で既にこれほどの出来高が付いたのは異例だとの指摘が出た。
進行者とパネルは放送を通じて明確な上昇の背景を見つけられなかった。ただ、前日大統領がサムスン電子光州半導体投資に関連し「速度戦を超えて電撃戦へ行かなければならない」と発言したのを受け、クムホ建設、ナムファ土建、東洋パイル、ナムファ産業、ソサンなど関連の中小型建設株が軒並みストップ高を記録した点が注目された。サムスンの投資・プロジェクト関連期待感が反映された可能性が提起されたが、同じ論理ならSKハイニックスも共に上がるはずなのにそうなっていない点で疑問が残った。
取引時間中に外国人のサムスン電子・SKハイニックス買い転換が捕捉されはしたものの、その規模が大きいとは言い難く、明確な原因と指摘するには早いとの評価が出た。SKハイニックスは下げ幅を縮小し陽線転換に成功し強含み保合圏で取引を終え、その後取引終盤には1.4%台の上昇に転じた。
パネルは業績改善が両銘柄の背景である可能性も指摘した。8月1日から10日までの半導体輸出実績を根拠に、3四半期のサムスン電子営業利益を110兆ウォン、SKハイニックスを73兆ウォンと推定し、市場コンセンサスはそれぞれ113兆ウォン、78兆ウォン水準で形成されていると伝えた。ただ、この輸出実績自体は特定の個別銘柄の急騰を説明する要因とは見なしにくいとの意見で一致した。
サムスン電子・SKハイニックス3Q営業利益推定対コンセンサス
サムスン電子推定
110兆ウォン
サムスン電子コンセンサス
113兆ウォン
SKハイニックス推定
73兆ウォン
SKハイニックスコンセンサス
78兆ウォン
パネル推定値はサムスン電子110兆ウォン、SKハイニックス73兆ウォンで、市場コンセンサスはそれぞれ113兆ウォン、78兆ウォンと両銘柄ともコンセンサスが推定値をやや上回る。SKハイニックス、債券買い付け中断、ソリダイム米国上場説
SKハイニックスが余裕資金で国債を除いた債券を継続的に買い入れてきたが、発行予定の債券に対する買い付けを前日突然中断したとの報道が伝えられた。これまで市場ではSKハイニックスが好業績で積み上がった資金を債券市場に投入し、債券運用人材まで採用するなど継続的に買い付けを続けるとの期待が形成されていた。
パネルは買い付け中断の背景を二つに解釈した。一つはSKハイニックスだけが買ってくれる債券に発行者が依存度を懸念し、他の買い手を探ろうとする市場反応への反発、もう一つはこれまで3年満期中心に資金を固定してきたSKハイニックスが今後株主還元など現金執行を準備するため資金を流動的に待機させようとしているのではないかとの解釈だ。最近株主還元政策が不十分だとの批判があった点を踏まえると、後者であれば資金執行の準備段階と見ることができるとの分析が出た。
SKハイニックスのNAND子会社ソリダイムの米国ナスダック上場推進説も再び浮上した。朝鮮日報など報道によると、SKグループ内のAI関連事業部門を集めナスダックで成長させる案が検討されており、国内で既に上場しているSKハイニックス子会社を海外に再上場する形態のため重複上場問題が提起された。ただ、この会社が新設法人ではなく既存の買収法人である点から、2027年8月施行予定の重複上場禁止規定の例外対象に該当する可能性が取り沙汰された。
パネルはSKハイニックス株主の資金で買収した会社を米国に上場することが根本的に重複上場問題と無関係ではあり得ないと指摘し、上場を通じた資金が必要な状況でもないのになぜこの時点で上場を推進するのか、明確な理由を会社が明らかにすべきだと強調した。資金調達目的の上場という論理は株価希薄化の懸念がある以上、株主が望む方向ではない点も指摘した。
一方、SKハイニックスは東芝持分売却コンソーシアム参加を契機にキオクシアの最大株主の地位に上り、前四半期に関連持分売却差益で相当な利益を上げたと伝えられた。今後キオクシア持分をどう運用するかも注目点として挙げられた。