産業
輸出増加が広がる…化粧品・中小企業の業績にも注目
9月の輸出額は約603億ドルで、過去最高水準を記録したと紹介された。前年8月の467億ドルと比べると、増加幅は約30%に達するとの説明があり、年間輸出額はすでに8,000億ドルを超え、年間で1兆ドルを上回ると予測された。月間輸出記録が相次いで更新される中、増加基調が半導体だけに集中していない点も強調された。
半導体輸出が全体に占める割合は大きいものの、その他の産業や中小企業の輸出も同時に増加している点が前向きに評価された。化粧品の輸出実績も引き続き好調で、最近、化粧品株が下落する中、為替など株価の下落要因と実際の輸出・業況を分けて捉える必要があるとの議論が続いた。
輸出データは、月初に確認できる産業通商資源部の輸出入動向を通じて点検できる。発表者は、投資家は株価が上がる時だけ関心を向けるのではなく、輸出や業況に関するデータを継続的に確認すべきだと強調した。輸出が増えているのに関連株が調整している場合、企業の基礎体力が損なわれているのか、市場の短期的な要因で株価が動いているのかを見極める必要があるとの趣旨だ。
9月の輸出と前年8月の輸出
9月の輸出は約603億ドルで、前年8月の467億ドルを上回る。業績を基盤に広がるKOSDAQの反発…光通信はAIの電力効率化テーマ
KOSDAQは9月最初の取引日の821ポイントから、場中に900台まで上昇した。最近の反発では、半導体素材・部品・装置、化粧品、一部の原発関連株など、業績に裏付けられた業種へ上昇の裾野が広がった点が注目された。以前、1,200台まで上昇した際に強かったバイオ・ロボットなど期待先行の銘柄とは異なり、今回の反発では売上高や利益が確認できる企業が相対的に堅調との分析が示された。
光通信は、データセンターやAIインフラ投資の拡大に伴う次世代ネットワーク需要と結びつき、上昇テーマとして浮上した。従来の銅配線には発熱や電力消費、伝送速度の面で限界があり、チップ間接続を光通信に切り替える需要が生まれている。AIデータセンターの電力不足を解消するには発電設備を増やすだけでなく、データ処理や伝送に必要な電力そのものを減らす技術も重要だとの議論が続いた。
韓国の半導体素材・部品・装置企業はAI投資拡大の直接的な恩恵を受ける可能性があり、エネルギー貯蔵システム(ESS)は太陽光・風力発電の出力変動を補う分野として言及された。ただし、韓国の光通信企業が世界のサプライチェーンで独占的な地位を確保できるかは依然不透明で、中国企業との価格競争や米国の対中規制の範囲も変数となる。データセンターの電力コストをハイパースケーラーに負担させる米上院法案は成立せず、中間選挙後に再び議論される可能性があり、関連企業の投資方針を左右し得る。